【デスティネーションガイド】大阪

大阪は、お隣京都と同じく都道府県名であり、同時に県庁所在地の都市名でもあります。面積は香川県の次に小さいものの、都市規模としては東京に次ぐと言われる大阪は、まさに西日本の要の街。いったいどんな魅力があるのでしょうか？

観光地として数多くのスポットを抱える東京や京都と違い、大阪で有名な観光名所と言っても今一つ思い浮かばない、そんな方も多いかと思います。ですがだからと言って侮ってはいけません！天下の台所と言われた歴史を受け継ぐ豊かな食文化や、独自の芸能文化など、大阪のユニークな魅力はたくさん。早速一緒にチェックしてみましょう！

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最後に・・・

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大阪中心部

まずは大阪市内から！最初はやはり大阪のシンボルの一つとも言える大阪城。16世紀に豊臣秀吉が天下統一の拠点として築いたもので、現在はその大阪城を中心に大阪城公園とし、歴史のみならず文化や芸術、そしてスポーツを楽しめる都市公園として、訪れる人に憩いのひと時を提供しています。

現代建築のシンボルと言えば、梅田にある梅田スカイビルではないでしょうか。173メートルのビル最上部の空中庭園展望台からは大阪市内を見渡すことができるようになっています。超高層ビルの展望台としては珍しく、360度の景色を屋外からみられるのは魅力！

天空から市内を見渡した後は、大阪を代表する難波・道頓堀エリアでディープな雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか？がやがやとしたエリアでお買い物や食事を楽しむもよし、また有名な広告看板をバックに記念撮影もよし。まさにザ・大阪！な映え写真が撮れますよ♪

大阪の食文化を肌で感じたい！そんな方には黒門市場がお勧めです。約600メートルのアーケードに約150ものお店が軒を連ね、高名な料理人から家庭の主婦まで、様々なお客様のニーズに応えてきた歴史ある市場です。鮮魚店の1割がフグ専門の看板を掲げるのも黒門市場の特徴の一つかもしれません。食い倒れの街・大阪らしい食べ歩きメニューも盛りだくさん！小腹を空かせてお越しください♪

市内中心部を流れる堂島川と土佐堀川に挟まれた中洲・中之島には、以前は万博記念公園にあった国立国際美術館や、東洋陶磁美術館など、文化・芸術を堪能できるスポットが集まっています。建築家・シーザー・ペりによって設計された国立国際美術館は、美術館としての機能を果たす主要部分を全て地下に収めたユニークな建築が目を引きます。国内最大規模と言われる8,000展の現代アートを所蔵し、現代美術を語る上で重要な展示を行っています。

2020年7月、同じく中之島に開館したのがこども本の森中之島です。大阪出身の世界的建築家・安藤忠雄氏が寄贈した文化施設で、寄贈本を含む17,000冊を超える本が楽しめる空間になっています。本を通して豊かな感受性を育んでもらいたい、そんな思いが込められた温かく愛情あふれる本の森です！

と・・・ご紹介させていただいたメジャーなエリアだけで大阪での時間を十分楽しんでいただけることがお分かりいただけたかと思いますが、それ以外のスポットも是非チェックしてみましょう！

湾岸エリア

ベイエリアの目玉スポットと言えば2つ！
1つ目は世界最大級の水族館・海遊館です。大きなジンベイザメが悠々と泳ぐ巨大な水槽から、南極ペンギンの世界まで、様々な展示を通して生き物たちとの出会いを楽しめる施設です。水族館というとどうしても子供向けと思ってしまいがちですが、大人でも十分楽しめる見ごたえある展示なので、是非足を運んでみて下さい！

そしてもう一つはユニバーサルスタジオジャパンです！今や大阪だけでなく、日本を代表する観光スポットとして国内外のお客様を楽しませてくれているUSJですが、どんどんと新しいアトラクションができるので、何度も訪れたくなるテーマパークです。2021年3月にオープンしたのはマリオのゲームの世界を等身大で楽しめるようになっている【スーパー・ニンテンドー・ワールド】。これは見逃せません！

北部エリア

大阪北部にもユニークな観光地があるんです！その一つがカップヌードルミュージアム大阪池田。“カップラーメンの父”と呼ばれる安藤百福氏がカップラーメンを開発したのが、ここ大阪池田なんです！カップヌードルができ、現在のように世界中で愛される食品になるまでの軌跡が学べるだけでなく、自分だけのオリジナルカップヌードルを作るなどの体験も楽しめます！

もう一つ、是非足を運んでいただきたいのが服部緑地にある日本最初の屋外博物館・日本民家集落博物館です。17～19世紀に、北は岩手県から南は鹿児島県で建築された計11棟の民家を移築し、その土地固有の風土や習慣から生まれた文化や知恵を感じることができるようになっています。日本は広い！そう実態感できる貴重な博物館です。