富山駅から徒歩10分の場所に広がる「富岩運河環水公園」は水辺と芝生の広がる親水公園。約9.8haの園内にはレストランやカフェ、展望台、美術館などがあり富山随一のデートスポット。
同じく公園内にある「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」は、日本各地域の象徴となる場所に建築デザインされ、地域の文化を世界に発信する店舗「スターバックス リージョナル ランドマーク ストア」として人気を博しています。
穏やかな流れの富岩運河にかかる天門橋は環水公園のシンボル。両端にはエレベーターを備えた展望塔があり、展望塔同士は長さ58mの赤い糸電話(12月~3月は休止)で結ばれていて、コップを使って双方から会話をすることもできるんですよ。
夜間のライトアップされた天門橋も素敵で一日を通じて穏やかな気持ちで過ごせる、心のオアシスのようなスポットです。
公園内にはファミリーで訪れても楽しい「富山県美術館」もあります。
富山県美術館は富山県立近代美術館を前身として2017年に開館しました。近年では「東京メトロ銀座線渋谷駅の新駅舎」や「とらや赤坂店」なども手掛けた内藤廣氏設計のアートとデザインをつなぐ美術館です。
ピカソ、ポロック、棟方志功など20世紀を代表する日本・世界の巨匠の作品からポスターや椅子などのデザイン作品も鑑賞できる上、西洋絵画からアニメや絵本の原画など幅広いジャンルの企画展も随時行われています。
また、美術館の東向きは一面ガラス張りで、環水公園を借景とした美しい絶景が目の前に広がります。
のびのび子どもが遊べる屋上庭園「オノマトペの屋上」は私のお気に入りスポット。芝生を敷き詰められた広々とした空間にグラフィックデザイナーの佐藤卓さんがデザインしたオリジナルの遊具が設置されています。
佐藤卓さんは身近なところだと「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などの商品デザインや「金沢21世紀美術館」のシンボルマークを手掛けられています。
「オノマトペの屋上」の名前の通り、遊具は擬音語・擬態語をモチーフでコロンとしたフォルムがとても可愛らしい。
私は夕暮れ時に行ったのですが、とてもきれいな夕焼けの中で立山連峰の山々を眺めながら思いっきり遊ぶことが出来てとても気持ちが良かったです。
オノマトペの屋上は無料で利用することが出来るんですよ。遊具の使用は日没までとなっていますが、屋上自体は22時まで開いている上、美術館の休館日にも利用することが可能(12月~3月はクローズ)なので近くに来られた際は是非寄ってみてくださいね。
富山県美術館
住所 | 富山県富山市木場町3-20 |
電話番号 | 076-431-2711 |
営業時間 | 【美術館】9:30~18:00(入館は17:30まで) 【屋上庭園オノマトペの屋上】8:00~22:00(入館は21:30まで) |
定休日 | 【美術館】 毎週水曜日(祝日除く)、祝日の翌日・年末年始 ※臨時開館・休館する場合があります 【屋上庭園オノマトペの屋上】 12/1~3/15 ※天候などにより、閉鎖する場合があります。また、冬期は安全性が確認できた場合、臨時開館する場合があります。 |
観覧料 | 【コレクション展】一般:300円 【企画展】展覧会により異なる(※企画展観覧料でコレクション展もご覧いただけます) |
ウェブサイト | https://tad-toyama.jp/ |