【新宿】日本オリンピックミュージアム – オリンピックってなんだろう?

【新宿】日本オリンピックミュージアム – オリンピックってなんだろう?

紆余曲折・賛否両論を経て開催された東京オリンピック・パラリンピック2020から半年。北京で開催された冬季オリンピック・パラリンピックも終わったので、なんだかはるか昔の事のようですが・・・改めて振り返ってみて、選手の皆さんからは多くの感動や元気をもらった反面、終始話題の中心は開催の可否で、オリンピックの根本的な部分に触れられることが少なかったようにも感じます。ということで今日は“オリンピックってなんだろう”の答えを探しに、新宿にある日本オリンピックミュージアムに足を運んでみました。

ロケーション

東京オリンピック・パラリンピック2020のメイン会場にもなった国立競技場や明治神宮球場などにほど近いJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREの1階・2階部分が日本オリンピックミュージアムとなっています。東京メトロ銀座線【外苑前】駅から徒歩5分と便利な場所にあるので、アクセスは抜群です!

Monument Area

ミュージアム入り口前にあるオリンピックのシンボルはじめ、オリンピック創設者で【近代オリンピックの父】と呼ばれるピエール・ド・クーベルタン像や、今まで日本で開催された夏・冬のオリンピックの聖火台レプリカなどが屋外展示されているのがモニュメントエリアです。

モニュメントエリアは芝生になっているので、お天気がいい日はここでオリンピックの歴史を感じながらゆっくりするのもお勧めです!私が行った日は快晴だったこともあり、近くの保育園の園児の皆さんがお散歩で立ち寄られていました。

もしかしたら未来のオリンピアンがいたかも?!

2階 Exhibition Floor

まずは2階のエキシビションフロアから♪
エキシビションフロアは【オリンピックを知る、学ぶ、感じる、挑戦する、考える】をコンセプトに様々展示が楽しめるようになっています。

イントロダクションエリアで流れる映像は【オリンピックってなんだろう】から始まります。
その答えを探すべく、そこからオリンピックの起源や歴史が、それぞれに付随する展示と共に学べるエリアにつながっています。

日本とオリンピックというエリアでは、日中戦争などを理由に開催権を返上し“幻の東京オリンピック”と言われる1940年大会の招致の記録やポスターなどを見る事もできます。

そのお隣のオリンピックゲームスでは、様々な競技を臨場感あふれる環境で楽しめたり、アスリートの凄さを体感できるエリアになっています(体験の可否については訪問前にご確認下さい)

その他パラリンピックに関する展示や、オリンピックについて考えるエリアが続いています。

1階 Welcome Area

【さまざまな視点でオリンピック・ムーブメントを発信】がコンセプトのWelcome Area。
大型モニターに映し出されるアスリートの姿も印象的ですが、何と言っても東京オリンピック2020のメダル受賞者のパネルに目を奪われます!また史上初となる再生プラスチックで作られた表彰台が使われた東京オリンピック・パラリンピック2020。その表彰台も展示されていました。

ミュージアムに入ってすぐのところにJOCの使命としてこんな言葉が書かれてました。

オリンピックは教えてくれる。
華やかな栄光より、ベストを尽くす姿に感動があることを。

オリンピックは教えてくれる。
勝負も言語も国境も超えたものがあることを。

オリンピアンは教えてくれる。
互いの尊敬の中では、メダルの色は些細な違いであることを。

オリンピックには力がある。
人を、社会を、育む力がある。

オリンピアンを通じて、
オリンピックのチカラを、もっと人へ、もっと社会へ。

【オリンピックってなんだろう】
みなさん、答えはみつかりましたか?

日本オリンピックミュージアム

住所東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE
電話番号03-6910-5561
開館時間10:00 – 17:00 (最終入館16:00)
休館日月曜日(月曜が祝日または休日の場合、翌平日休館)
年末年始
展示替期間等
入館料【大人】500円
【65歳以上】400円
【高校生以下】無料 
ウェブサイトhttps://japan-olympicmuseum.jp/jp/