和食

【京都】伊藤ダイニング京都 – 祇園の隠れ家で堪能する鉄板焼き

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一昔前まで外国人が思い描く和食といえば寿司・天ぷらだったのではないかと思いますが、今や世界的に評価の高い牛肉がそれらに迫るほどの人気と認知度を得てきています。中には日本に和牛やブランド牛を食べに来る!という外国人観光客の方もおられるくらいですから、そのパワー恐るべしです。

ひとことで牛肉と言っても焼肉からすき焼き、しゃぶしゃぶなどいろいろな食べ方がありますが、外国人の方には鉄板焼きというスタイルが特に人気のように感じています。海外発の鉄板焼きチェーン店などもあるので、人気というか馴染みがある分、気軽に挑戦できるのかもしれないですね。事実、海外からのお客様を多く迎え入れておられるホテルには必ずと言っていいほど鉄板焼きのレストランが入っています。好奇心旺盛な海外からのお客様は、目の前で調理されるその臨場感を楽しまれているのではないでしょうか。

そんな多くの鉄板焼きのレストランの中から今日紹介させていただきたいのは、京都・祇園にある伊藤ダイニングさんです。

京都の中心地・祇園。昔ながらの花街で、外から訪れた人が想像する京都のイメージそのままの雰囲気を感じられる祇園花見小路エリア。白川沿いの通りはテレビや映画の撮影でもよくつかわれている、まさに京都を代表する場所と言っても過言ではないのではないでしょうか。そんな祇園の小さな通りを入った奥に佇むのが伊藤ダイニング京都です。

お店は先程見た白川に面したところに位置しているので、一番奥のテーブル席からはザ・祇園の雰囲気が楽しめるようになっています。もちろん鉄板焼きのレストランなのでカウンター席もありますよ!カウンターでシェフの技を見ながらお食事を楽しむもよし、テーブル席で祇園の隠れ家にいるような雰囲気を楽しむもよし。ちなみに2階には個室のご用意もあります。

©️ 伊藤ダイニング京都

私の個人的なお気に入りは奥のテーブル席です。鉄板焼きはカウンターが特等席!と強く信じている私ですが、伊藤ダイニングの雰囲気は特別です。ということで今回もテーブルでコースをリクエストさせていただきました。 

ディナーのコースは4つで、シーフードメインのコースもあります。悩んだ挙句今回は特選黒毛和牛のコースをいただきました。

まず最初は洗練されたプレゼンテーションでいただく焼きナスのムース。

なめらかな舌触りなのですが、しっかりナスの味を楽しめて絶品でした!

かぼちゃのスープ、揚げ物と続いて、サラダ。
オレンジのドレッシングがとーっても美味しくておかわりしたくなっちゃいました!

そして魚介のトマトソースカッペリーニ。
鉄板焼きのコースでカッペリーニが出てくるって珍しいなぁと思うのですが、この辺りに伊藤ダイニングさんのこだわりが感じられます。

続いてはサーモンのグリル
味噌アンティクーチョソースがアクセントでとっても美味しかったのですが、サーモン自体も外はカリっと、中はしっとりの絶妙な火加減で調理されていて、堪能させていただきました。

そしてメインの黒毛和牛
山葵ペッパーソースとの相性も抜群!女性だとメインにたどり着くころにはお腹いっぱいになってしまうなんてこともあると思うのですが、最後のお肉までしっかり味わっていただかせていただきました♪

もちろんデザートは別腹です!巨峰のアイスクリームとレアチーズケーキのエスプーマで、さっぱりとお口直ししながら、デザートとしても満足度の高い1品でした。

数多くある鉄板焼きのレストランがいろいろな個性を打ち出してお客様を満足させる努力をされていると思いますが、ここ伊藤ダイニングさんはとてもシンプルで当たり前の事をきちんと追求されている印象です。それがおもてなしあふれる接客につながり、お料理のクオリティーの高さやメニュー構成にも表れていると感じています。いつ行っても毎回感動して満足できるレストラン。祇園の隠れ家のような特別感と共に、是非味わってみませんか?

伊藤ダイニング京都

住所京都府京都市東山区末吉町80番
電話番号075-525-3235
営業時間【ランチ】12:00 – 14:00(ランチは土日のみ)
【ディナー】17:00 – 22:00
定休日なし
ウェブサイトhttps://itoh-dining.co.jp/kyoto/index.html