卵や乳製品を含む動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことをヴィーガンと呼びます。この言葉、耳にしたり目にしたりする機会が増えたと思いませんか?2014年から2019年の5年で世界のヴィーガン人口は約6倍に増加したので、それも当然のことでしょう。この動きは特にアメリカ、イギリス、ドイツで顕著ですが、日本でも徐々に関心が高まっています。特に東京ではここ数年でヴィーガンのお店がたくさんオープンしました。
「でも・・・ヴィーガン料理って実際どうなの?」って思ったりしませんか?「やっぱり、卵も乳製品すらも使えないし、コクとか旨味とかが足りないのでは?」なんて、私も思っていました。実際5年以上前に訪れたヴィーガンレストランでいただいたお料理は私としてはイマイチ・・・そんな経験もあってヴィーガンレストランは敬遠していたのですが、その概念を覆してくれるお店に出会いました!それが今回ご紹介するPEACE TABLE 渋谷 道玄坂店です。
2020年6月1日にオープンしたこちらのレストランは、JR渋谷駅から徒歩3分の場所にあります。“国籍も宗教も肌の色も関係なく、美味しいものを食べて、ひとときでも平和になってくれたら・・・”という想いを込めてPEACE TABLEと名付けられました。また、ピースサインはVeganの頭文字「V」も表しています。グランシェフの大平哲雄氏は世界各国のレストランで研鑽を積んだのち、杉並区高円寺でベジタリアンレストラン「Lotus&Flowes One」をグルメも通う名店へと押し上げた日本ヴィーガン界の巨匠です。
今回私はランチに伺い、スペシャリテの「絶対美味のハンバーグ・野菜で作ったデミグラスソース」が食べられる「Maindishコース(税込2,980円)」をいただきました。その時のメニューがこちらです。尚、スープや前菜は日によって違います。
どのお料理もプラントベースとは思えないクオリティで全て美味しく驚いたののですが、中でも衝撃的だったのがハンバーグ。“絶対美味”のネーミングを裏切りません。キノコ数種類と玉ねぎブラン(飴色になるまで炒めた玉ねぎ)とソイミートで出来ているのですが、旨味とコクがギュッと濃縮されていて本当に美味しかったです。普段はお肉を食べている私も大大大満足。玉ねぎもたくさん入っているからか、かなり満腹にもなりました。
今回はランチコースで伺いましたが、その他にもランチのテイクアウト、アラカルト、ディナーではメインディッシュが選べる「Seasonal vegetable course(税込4,980円)」がいただけます。
ヴィーガンやベジタリアンで美味しいお店を探している方は勿論、普段はお肉やお魚を召し上がる方にもオススメのレストラン、あなたもこの美味しさを堪能してみませんか。
PEACE TABLE 渋谷 道玄坂店
住所 | 東京都渋谷区道玄坂1-16-15 道玄坂NKビル1F |
電話番号 | 050-5385-1672 |
営業時間 | 【ランチ】11:30 – 15:00(L.O. 14:30) 【ディナー】17:30 – 22:00(L.O. 21:00) |
定休日 | 第2、第4土曜日・日曜日 |
ウェブサイト | https://peacetable-vegan.com/ |