“泊まるだけのホテルじゃない、クリエイティビティを解き放つ「大人の遊び場」”
そんなコンセプトのもとオープンしたW大阪 - マリオット・インターナショナルが展開するW(ダブリュー)の日本最初のプロパティ、一体どんなところなのでしょうか?
ロケーション
大阪の中心地を南北に走る御堂筋通り。シンボルである銀杏並木が美しい大通りは、その昔ヨーロッパの都市をモデルに整備されたものだけあって優雅で美しく、世界各国の有名高級ブランドが軒を連ねる大阪屈指のショッピングエリアとしても有名です。そんな御堂筋通り沿いでひときわ目立つ、黒を基調にした一枚岩のようなスタイリッシュなビル。それがW大阪です。入口は御堂筋沿いにあり、裏の通り沿いにはお車寄せからの入り口もあります。いずれの入り口でも日本のカルチャーの一つ・パチンコ玉をイメージしているクロムボールで描かれたWがお出迎えしてくれます。
デザインコンセプト – 外観はミニマルに、内装は華やかに!
W大阪のデザインを手掛けたのは、大阪出身の世界的建築家・安藤忠雄氏です。江戸時代、大阪商人たちは幕府の方針により過度な贅沢を禁止されていたそうです。ですが内々では豪華さを極めた粋な遊びを楽しんでいたとの事・・・シンプルな外観に対比して、内部は色鮮やかなネオン装飾が施されているデザインが、まさにそんな大阪商人の遊び心を表しています。ということで・・・漆黒のビルから一歩足を踏み入れると待ち受けているのはカラフルなArrivalトンネルです!
季節ごとに色が変わるというArrivalトンネルと抜けると、そこは完全なるW大阪の世界です!
Living Room
エレベーターで3階に向かうと、目の前に広がるのがLiving Room – ここは宿泊されている方のみならず、旅行者や地元の人など、いろいろな人が集う場所になるようにと作られているロビーフロアです。
右手にあるのがWhatever / Wheneverと呼ばれる、いわゆるコンシェルジュデスク。そしてその後方にあるのが色とりどり・様々なデザインを施されたこけしの数々です。こちら1点物で、各お部屋にも違うデザインのものが飾られているのですが、これは多様性・ダイバーシティーを表しているそうです。国籍・年齢・性別などに関わらず、全てのお客様をお迎えする、そんな気持ちが込められているそうです。
スタイリッシュなデザインや装飾が目立つW大阪ですが、実はそれらは日本の伝統や文化にインスパイアされたものなんです!例えばこちら。Living Roomの中央に位置するバーカウンターの上部は提灯、その下は一升瓶がモチーフになったもの!お気づきになられました?
おしゃれなコンテンポラリーのインテリアが日本のどんな伝統文化と関連しているのかを想像しながら見て回るのも面白いですね!
客室
W大阪には全部で337部屋あるのですが、なんとそのうち50部屋がスイートルームなんです!お部屋のカテゴリー名は【コージー】【ワンダフル】【スペクタキュラー】【ファンタスティック】【マーベラス】【WOW】、そしてペントハウススイートとなっています。カテゴリー名を聞くだけでワクワクするホテル、そんなにないですよね!
今回お邪魔させていただいたのはこちらのお部屋。低層階のフロアだと【コージー】、高層階に位置すると【ワンダフル】というカテゴリーになる40平米のお部屋です。
こちらの写真の一番奥のカウンター、何だか分かりますか?
そうです、バーカウンターなんです!
W大阪では全てのお部屋にバーカウンターがあるんです。お部屋のプライベートバーカウンターで、大阪の夜景とお酒を楽しむ・・・・贅沢!
そして壁側にあるクローゼット、外からは上の写真で見ていただけるよう、シンプルな造りなのですが、クローゼットの扉を開けると・・・
大阪をモチーフにしたカラフルなイラストが描かれています!まさに大阪商人の遊び心ですね!
そしてこちらがWOWスイート!
角に位置する大きな窓からの景色は絶景です!
レストラン
W大阪内には合計6つのレストラン・バーの施設があります。それぞれ個性的で、是非訪れていただきたいところばかりなのですが、お勧めは1階にある【Teppanyaki MYDO】。“まいど”という名前からしてユニークですが、文化・歴史・遊び心が混ざり合ったダイニングスペースで、その名の通り鉄板を使ったお料理が楽しめるレストランなのです。
お店の中で3つのエリアに分かれており、いわゆる鉄板焼きのエリア、割烹スタイルで提供されるラグジュアリーな鉄板料理エリア、そして大阪のソウルフードをWらしいスタイリッシュさで楽しめるエリアになっています。森田恭通氏が手掛けたインテリアと、大阪を代表するアーティスト・黒田征太郎氏のアートワークが生み出す空間で堪能する鉄板料理、是非ご堪能下さい。
W大阪。ついキラキラとした華やかな点ばかりが目に付きますが、それらは持続可能性や快適性をとことん追求した上でのこと。ホテル内の装飾が本当の輝きを放つのは、そんな目に見えない点への努力と配慮があってこそ・・・。それを痛感する素敵なホテルです!
W大阪
住所 | 大阪府大阪市中央区南船場4丁目1-3 |
電話番号 | 06-6484-5355 |
ウェブサイト | https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/osaow-w-osaka/ |