【名古屋】ニッコースタイル名古屋 – 伝統工芸とモダンが融合するライフスタイルホテル

【名古屋】ニッコースタイル名古屋 – 伝統工芸とモダンが融合するライフスタイルホテル

ニッコースタイル名古屋は名古屋で初めての本格的なライフスタイルホテルとして2020年8月にオープンしました。宿泊した感想を簡潔に言うと、とても地元愛に溢れていて、地元の伝統を守りつつも、現代の価値観に適合した空間作りでとても素敵なホテルでした。

▲ レセプション

お部屋

今回、私が宿泊したのは30平米のデラックスルーム。ベッドタイプは就寝中に子供がベッドから落ちないよう、ハリウッドツイン(スーパーキング)にしました。ドアを開けるとすぐ右手に姿見、クロークがあり、左手にはトイレや洗面台が設置されています。廊下を設けない間取りになっているので、実際の平米数よりも広く感じました。ゴルフバッグを置いても圧迫感出ないくらいには広々としています。

モダンでスタイリッシュな客室ですが、実は伝統も感じられるようになっています。ソファに置いてあるクッションは愛知県の伝統工芸で、江戸時代には街道一の名産品であった「有松絞り」が使われています。また、名古屋が誇る観光地・名古屋城のシンボルと言えば、金のシャチホコ。満月のように見えるベーシンミラーはシャチホコをモチーフに作られているのです。近くで見るとほら、鱗であることが分かります。

こんな所にもシャチホコを発見!こんなにシャチホコだらけだと、どこを見ても名古屋にいることを実感できますね。

オープンな洗面台ですが、壁を引き出すことができる仕組みになっています。寝ている人がいても気兼ねせず支度ができます。

▲ アメニティ

ニッコースタイル名古屋は音楽コーヒーにこだわりを持っているそうで、パブリックエリアはもちろん、お部屋にもそのこだわりを見せてくれています。

お部屋備え付けのスピーカーはGENEVA製スピーカーを採用。GENEVAは、2006年に設立されたハイクオリティーな音質と完結な機能に洗練されたデザインで、音質とインテリア性の両立を追求し、世界中に愛されているスイスのオーディオ・メーカーです。

コーヒーは、名古屋発祥の「TRUNK COFFEE」を採用。TRUNK COFFEEでは、世界のコーヒー豆のわずか5%と言われる最上級の生豆「スペシャルティコーヒー」を使用しています。ブレンドをしないでお馴染み(らしい)TRUNK COFFEEなのですが、ここでは、ニッコースタイル名古屋のためだけに焙煎したオリジナルブレンドを味わうことができます。

パブリックエリア

正面エントランスから建物内に入ると、大きな吹き抜けがあって、左右にラウンジとレストランエリアが設置されています。上部に取り付けられているシャチホコは現代的なデザインになっていてなんだかおしゃれ。心地よく耳に入ってくるBGMは24時間同じ曲が流れることはありません。

ラウンジスペースには週末を中心に、日本全国から選りすぐりのDJ達が集まり、言わば音楽のコンシェルジュとなってくれるのだとか。

オールデイダイニングの「Style Kitchen」では、シェフこだわりの食材や地元食材を使った朝食を食べることが出来、カフェでは「TRUNK COFFEE」のホテル限定オリジナルブレンドを全自動のコーヒードリップマシン「Poursteady」でバリスタと同じく本格的なドリップコーヒーの味を演出してくれます。

今回は名古屋の文化「モーニング」を体験したくて、朝食がついていないプランにしたのですが、もう一泊していたらホテルでものんびり朝食とりたかったなあ。

フィットネスジムは宿泊客なら24時間無料で利用可能(18歳以上)です。

余計なお世話は焼かれないけど、必要なものは十分すぎるほど揃っているので、本当に居心地が良いんですよね。こだわり抜かれたBGMを聴きながらラウンジで仕事をして、こだわり抜かれたコーヒーをゆっくり飲んでホッと落ち着くひと時を過ごせたら幸せだろうなあ。なんて、ブラックコーヒーは飲めないのですが(笑)、ここで暮らしたら・・・と想像をしてしまうような空間でした。

アクセス

  • JR・名古屋市営地下鉄「名古屋駅」より徒歩10分
  • 名古屋市営地下鉄「国際センター駅」より徒歩4分

名古屋の主要駅「名古屋駅」や「伏見駅」からは徒歩10分以上かかることもあり、アクセスが抜群だとは言えないのですが、その点さえ気にならなければとても気持ちの良い滞在ができるホテルかと思います。

ニッコースタイル名古屋

住所愛知県名古屋市中村区名駅5丁目20-13
電話番号052-211-8050
ウェブサイトhttps://nagoya.nikkostyle.jp/