【宇治】正寿院 – 幸せを呼ぶハートの窓

【宇治】正寿院 – 幸せを呼ぶハートの窓

お寺と言うとなんだか厳かで固そうなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。私もその一人です。そんなイメージを変えてくれる可愛いお寺に行ってきたのでご紹介します。

正寿院(しょうじゅいん)

日本の緑茶発祥の地、宇治田原町にあるのが正寿院です。ここにあるハート型の猪目窓が可愛いとSNSで話題になっています。

正寿院の歴史は800年ほど前、高野山真言宗に属し、飯尾山医王教寺の塔頭寺院として建立されたと伝えられています。本尊は秘仏 十一面観音で50年に1度だけご開扉されます。

夏には、境内に2000個の風鈴が吊られる風鈴まつりが毎年7月1日~9月18日まで行われることから、京都の風鈴寺とも云われています。


お茶の産地と言うことで道中はのどかなお茶畑がありました。

正寿院付近にバイパス道路が新しく出来たこともあって、車載ナビとは異なるルートで行かないとたどり着けず、少し道に迷ったのですが、なんとか来ることが出来ました(ホッ)。宇治駅からは車で30分くらいです。

バスでも来られるのですが、宇治駅からバスを乗り継いで、そこからさらに徒歩10分、と日本人でも土地勘が無ければ難しいルートなのでおすすめしません。

まずは本堂から行きましょう。拝観料を支払うと縁側に案内されました。開放的で気持ちが良いです。

正寿院オリジナルのお菓子とお茶がもれなく出されます。小さいですが、静かでゆったりとした気持ちでお茶を飲む時間は幸せを感じました。子供にはラムネを準備してくださる心遣いが嬉しいですね。

本堂に詣ったら、次は客殿へ行きましょう。ここにお目当てのハート型の窓があります。

なんとも可愛い窓ですよね。ハートに似ているのでなんとも現代的な雰囲気がしますが、これは「猪目(いのめ)」といい、日本伝統紋様の一つです。古くよりお寺や神社の建築装飾としていたるところに使用されており、災いを除き、幸福を招く意味があります。

猪目窓から見える景色も四季とともに変化するので、また違う季節に来るのも楽しみです。また1日の間でも見え方は変化します。猪目窓に光がさした時に現れる「幸せのおかげ」が素敵です。

私の行った時は光が斜めに長く伸びていたのですが、タイミングが良ければ真正面にハート型の「幸せのおかげ」が出来るんですよ。夏場の15時〜16時頃が狙い目とのことです。正寿院には他にも猪目模様の装飾がされている箇所があるので是非さがしてみてください。

可愛い猪目窓から視線を天井に向けてみると鮮やかな天井ががあります。160枚の天井がは一つとして同じ模様がないので見ていて楽しいですよ。畳に寝転んでもOKなので、他の人の邪魔にならないようにゴロンと転がって天井画を眺めて見ました♫

まとめ

正寿院は今まで訪れたお寺とは異なり「拝観者をもてなす」意識のあるお寺だと思いました。お茶とお菓子をいただき、「ここでのんびり寛いで行ってね」と言われているようなほっこりとした気持ちになれるお寺でした。客殿でも寝転がって良いなどと、一般的なお寺では許されないようなことも出来る居心地の良い場所です。

一方、猪目窓や天井画などカラフルで可愛いこともあって、「インスタ映え」を狙いすぎている感は少しあるので好みが別れるお寺だと思います。堅苦しいお寺は苦手、インスタ映えな場所が好きという方にはおすすめです。

正寿院

住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
TEL:0774-88-3601
拝観時間:9:00 – 16:30
拝観料:500円(お茶、お菓子、散華、叶紐付き)
ウェブサイト:http://shoujuin.boo.jp/