【浅草】浅草寺 – 都内観光の定番&人気スポット

【浅草】浅草寺 – 都内観光の定番&人気スポット

“Tokyo Sightseeing”とGoogleの画像検索をすると、よく出て来るのがこの「浅草寺」。浅草寺が位置する「浅草」という単語は聞いたこともあるのではないでしょうか。画像検索でもトップに表示される通り、浅草寺は都内観光の定番スポットとなっています。今回は、浅草寺についてのご紹介です。

浅草寺

浅草寺は1400年の歴史をもつお寺で、ご本尊は聖観音菩薩像。

飛鳥時代、現在の隅田川のほとりに住む檜前浜成・竹成兄弟が漁をしていると、投網の中に一体の像を見つけました。仏像のことをよく知らなかった兄弟は、像を水の中に投げ入れまた漁をしていたのですが、場所を変えてもこの像が釣れるのです。魚は獲れなかったので、代わりにこの仏像を持ち帰ることにしました。この像をこの土地の長に見てもらうと、聖観音菩薩像ということが判明しました。そして「御名を称えて一心に願い事をすれば、必ず功徳をお授けくださる仏さまである」と観音様を祀ったのが浅草寺のルーツです。

この聖観音菩薩像は秘仏となっており、見ることはできません。勝海上人という僧(645年に観音堂の修復をした僧)がある晩、夢に観音様が現れて「みだりに拝するなかれ」と告げられた為で、それが今日まで守られています。


浅草といえば浅草寺に続く「雷門」も有名ですよね。雷門にはいつも国内外を問わず観光客が訪れ、記念写真を撮る様子であふれています。

雷門は浅草寺の総門で正式名称を「風雷人門」と言います。名前の由来は門の左右に風神・雷神を安置することからきています。風神と雷神は名前のとおり風雨を司る神であり、風水害を除け、伽藍を鎮護するために祀られました。同時に、風雨順時と五穀豊穣の祈りも込められています。

雷門が創建したのは1635年ですが、その後幾度となく焼失と再建を繰り返しています。現在のものは、1960年に松下幸之助(現パナソニック創業者)が寄進して再建されたもの。

雷門を抜けると、ズラーっとお店が並ぶ「仲見世」があります。お土産やさんや、せんべい屋さん、人形焼屋さんなど日本らしい品を販売しているのでウィンドウショッピングしているだけでも楽しいです。普段はこの通りも観光客で賑わっています。(撮影時はコロナの影響でほとんど観光客がいませんでした。)

これは仲見世の裏通り。お店の名前が書かれた赤いシャッター通りなのですが、なんとなく趣深いなあと思いませんか。

さて、仲見世通りの先に見えるのは「宝蔵門(仁王門)」。仁王門とも呼ばれる通り、左右には仁王像が安置されています。

この門を抜けると「本堂(観音堂)」です。手前に見えるシルバーの物は「常香炉(じょうこうろ)」。ここにお線香をお供えするのですが、ここから出た煙を体の悪いところにかけると、そこが良くなると言われているのです。私も頭が良くなりますように、と頭に煙をかけてきました。

本堂にお参りに行かれる前にはお水舎で清めてから行ってくださいね。浅草寺のお水舎は龍の口からお水が出てきます。

浅草寺にきたら是非おみくじにトライして見てください。募金箱に100円を入れて、おみくじ箱をシャカシャカ…。おみくじ箱から出てきた棒には番号が書かれているので、その番号と同じ引き出しを開けるとおみくじゲット。

おみくじは、大吉が一番良く、凶が悪いとされています。引くならやっぱり大吉が嬉しいですよね?でも、ここ浅草寺は「凶ばかり出る」で有名なお寺。大吉を出すのはなかなかの確率ですが、運試ししてみませんか?ちなみに、うちのボスは2021年の初詣で大吉を引き当てていました、強運!

凶が出たからと言ってがっかりする必要はないですよ。おみくじで一番大事なのは吉凶よりもおみくじに書かれた内容を理解して行動を戒めることです。行動次第では「凶」も「吉」になるかもしれませんよ。もし凶が出たらおみくじは所定の場所に結んで帰りましょう。これで浅草寺との「ご縁結び」ができますよ。

浅草寺

住所東京都台東区浅草2-3-1
電話番号03-3842-0181
開堂時間6:00-17:00(10月 – 3月:6:30-17:00)
ウェブサイトhttps://www.senso-ji.jp/