【宇治】平等院 – 平安の栄華を象徴する寺院

【宇治】平等院 – 平安の栄華を象徴する寺院

京都市内から車で30分の宇治市には世界文化遺産にも登録されている「平等院鳳凰堂」があります。10円硬貨に描かれているため、日本人にとってはとても馴染みのある寺院なのですが、実は今まで行ったことがなかったので、正寿院から京都に向かう道中で訪れてきました。

平等院

平等院は元々、平安時代中期の摂政、藤原道長の別荘だったものを、その子関白頼通が永承7年(1052)に寺院へ改めたものです。世界文化遺産に登録されており、国宝も数多く所有しています。中でも鳳凰堂は圧巻で、仏師・定朝作の阿弥陀如来坐像が安置された御堂が阿字池に映る美しい姿を楽しめます。


近隣の駐車場に車を停めて、宇治川沿いに歩くこと数分、平等院の門の前に到着しました。門の前で拝観料を支払って庭園に向かいます。

すぐに美しい鳳凰堂の姿が見えます。最初は側面しか見えないのですが、お庭をぐるっと歩いていくと鳳凰が両翼を広げたような阿弥陀堂が見ることが出来ます。

10円玉で毎日のように目にしていた鳳凰堂ですが、実際に目の当たりにするとその鮮やかな色使いや大きさに圧倒されました。庭園の自然美ともマッチし、なんだか平安時代にタイムスリップしたような感覚を覚えます。

実は鳳凰堂の中も見学することが出来ます。各回20名の定員制(別料金)ですが、阿弥陀如来坐像を目の前に職員が歴史や文化財などについて案内をしてくれます。私は今回、夕方に到着したため内部拝観時間には間に合わなかったのですが、次回行く機会があれば是非拝見したいです。

鳳凰堂中堂の屋根に立っている鳳凰。こちらも日本人にはなじみ深く、一万円札に描かれていますよね。(現在の鳳凰は二代目です。)

拝観料には「平等院ミュージアム鳳凰堂」の入館料も含まれているので、訪れてみました。まず最初に展示されていたのが、現代アーティストが作った鳳凰や雲中供養菩薩像モチーフのアートの数々。「歴史を超えて、このように表現されるのか。」「人によってこんなにアプローチの仕方が違うんだな。」と見ていて楽しくなる作品でした。確認不足で申し訳ないのですが、もしかするとこちらは常設ではないかもしれません。

その後、奥に進んでいくと、平安時代から残る彫刻や工芸の数々が。雲中供養菩薩像は一つとして同じ表情をしているものがなく、皆楽しそうに遊んでいるように見えました。

初代鳳凰も見ることが出来ました。二代目鳳凰が黄金に輝く中、初代は金がはがれ青黒い色になっています。でもこれが、何百年にも渡って日本の栄華を見てきたのかと不思議な気持ちになりました。

娘が我慢できなかったので、駆け足で拝見したのですが、出来ることならもっとじっくり見たかった!!館内は撮影禁止なので、またいつかじっくりと鳳凰に会いに来ようと思います。

京都の主要スポットは既に巡ったことのある方、次は宇治まで足を延ばして平安時代にタイムスリップしてみませんか?

平等院

住所:京都府宇治市宇治蓮華116
TEL:0774-21-2861
拝観時間:庭園 8:30 – 17:30(受付終了 17:15)
拝観料:庭園+平等院ミュージアム鳳凰堂 大人 600円
ウェブサイト:https://www.byodoin.or.jp/