鎌倉の観光スポットとして有名な「長谷寺」。花の御寺とも呼ばれ季節ごとに違う顔が楽しめるお寺ですが、中でもあじさいの季節が人気です。昨年(2020年)は幸運なことに長谷寺のあじさいを堪能することが出来ました。
長谷寺
長谷寺は「長谷観音」の名で親しまれ、奈良時代の天平8年(西暦736年)に開創されたと言われています。木彫仏としては日本最大級(高さ9.18m)の観音像を祀っています。観音様は写真撮影NGなので、肉眼でお楽しみください。
境内にはニッコリとしたお顔のお地蔵様が3ヶ所に隠れています。それぞれ違った表情・ポーズで参拝客をお出迎え。このお地蔵さん「良縁地蔵」と呼ばれていて、全て見つけると良縁に恵まれるそうですよ。そういえば、1ヶ所しか見つけていない…。次は全部見つけるぞ!
身を寄せ合ってニッコリとしている姿がとても愛らしい。
ちなみにこちらは「和み地蔵」。確かにやさし〜く微笑んでいて見ているだけで和んじゃいます。
ちなみにこの和み地蔵をモチーフにしたお守りが境内で販売されています。持っていると幸せを招いてくれるんだとか。
こちらが約10メートルの観音様が祀られている観音堂です。
季節限定のあじさい路へ
あじさいの見頃は6月頃。その季節になると長谷寺のあじさい路がオープンします。あじさい路は鎌倉が見渡せる眺望散策路に植えられています。その数なんと40種類2500株!相模湾の眺望と梅雨の時期に映えるあじさいの風景が鎌倉有数の景勝地と言われ大人気です。
2020年は新型コロナウィルス拡大防止のため、入場予約制でしたが、運が良ければ当日券購入でも楽しめました。私は午後の部の予約をしていたのですが、少し早く到着したので、午前の時間に入れてもらうことが出来ました。
2021年は例年より10日〜2週間ほど早く色づいており、長谷寺では5月29日(土)より「あじさい鑑賞券」が必要となっています。2020年の様に事前予約制ではありませんが、混雑する場合は整理券の番号順に入場となります。
あじさい路の入り口は観音堂の横にあります。チケットを見せて入場!階段を登って上へ上がると色鮮やかなあじさいに囲まれます。所狭しとあじさいが並んでおりとっても綺麗。
この時期しかこの景色を見られないと思うと、来られた嬉しさがさらに増しますね。
まとめ
季節限定でしか見られない長谷寺のあじさい、とっても綺麗で見応えがありました。この時期に鎌倉を訪れる際には、是非あじさい路も訪問していただきたいです。
長谷寺はあじさいの時期でなくてもとってもオススメのお寺です。紅葉の時期にはイロハカエデの色づきも楽しめたりと、季節ごとに違う表情があるので、その時々の景色を楽しんでもらえたら嬉しいです。
長谷寺
住所 | 神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2 |
電話番号 | 0467-22-6300 |
拝観時間 | 【夏時間 3月 – 9月】8:00-17:00(閉山17:30) 【冬時間 10月 – 2月】8:00-16:30(閉山17:00) |
拝観料 | 【大人】400円 【小学生】200円 ※ あじさい路鑑賞には別途料金が必要 |
駐車場 | 30台 / 30分 350円 |
ウェブサイト | https://www.hasedera.jp/guide/ |