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【銀座】レストラン エール – 目も舌も悦ぶ美しいプレゼンテーションのモダンフレンチ

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高級ブランド店やセレクトショップ、日本ブランドの旗艦店が揃うお買い物天国の銀座には、数え切れないほどのレストランも存在し、ショッピングも食も楽しめる街です。数あるレストランの中でも今回は六味(塩味、甘味、苦味、酸味、旨味、辛味)を感じられるモダンフレンチ「レストラン エール」でシェフのおまかせランチ(7,150円)を堪能してきました。

場所はGINZA SIXの斜向かいにある商業ビル「EXIT MELSA」の8階。勝手にワンフロアに1レストランのビルにあると思い込んでいたので、到着したときは少し驚きました。エスカレーターで8階まで登ったのですが、5階と6階は店舗改装でクローズしていたので「え?ここであってる?」と不安になったのです。 実際のレストランは少しでも不安になったのが申し訳ないほど素敵でした。

想像よりもコンパクトな店内は商業ビルの中にいる事を忘れてしまうような落ち着いた雰囲気。平日の12時に予約をしていたのですが、満席になっておりその人気ぶりを目の当たりにしました。

食事をする前に一杯だけグラスワインを♪

1. お出迎え

ランチコースの始まりは「お出迎え」とのこと。フレンチのメニュー表で初めて見る文言に頭にはてなが飛びました。待っていると急須を持っていらしてお茶を淹れる時のようにカップに注がれる液体。こちらはマッシュルームのスープでした。温かいスープとキノコの香りが心と体をほぐしてくれました。

2. フォアグラ×栗 / 甘海老×ケークサレ / パテドカンパーニュ

生物が食べられない人がいると事前に伝えていたところ、甘海老をトリュフにしたりと柔軟に対応していただきました。みんなで楽しめるって幸せ。

3. エール

レストラン エールのスペシャリテ「エール」はまるでパフェのよう。崩すのが勿体無いくらい美しいのですが、黄身をグラスの中に落として潰して混ぜていただきます。見た目のインパクトが大きいですが、見た目だけではなくとても美味しいので印象に残る一品。

生物がダメな人には代わりにピスタチオのジェラートを。

4. 白子×菊芋

一緒に食事をした方が白子が苦手とのことで、このプレート提供の直前に変更可能か伺ったところ快く引き受けてくれました。すごい!白子の代わりに出していただいたのはホタテ。うわ〜、美味しそう。ホタテ好きの私は「そっちの方が良かった・・・」と少ししょんぼりしていたのですが、実際に食べると白子もとっても美味しかったので結果このままで良かったかな♪

5. 鰆×あおさ

先ほどの「白子×菊芋」も同様なのですが、「鰆×あおさ」となんだかフレンチとは思えない食材ラインナップ。和食の要素も多く取り入れられているようで新しい体験でとても楽しい。

6. シャラン鴨×春菊×山椒

シャラン鴨とはフランス北部のシャラン地方で飼育されている鴨とのこと。柔らかくて食べやすい。ソースは確か醤油ベースでここでもフレンチと和食の融合が。

7. タルトタタン

上に乗っている小さなリンゴのような、サクランボのようなもの、これは実はソース。最初はこれを崩さず食べて、後半はこれを崩して味の変化を楽しむのがおすすめとのこと。

8. お茶菓子

最後は小さなスイーツと飲み物(コーヒー、紅茶、ルイボスティーなど)で締めくくり。

デザートと一緒に運ばれてくるお花いっぱいの映えボックスには、予約時にお願いすれば、好きなメッセージを書いてもらえます。お誕生日の際や記念日などに素敵なサプライズができそうですね!

来店前からホームページやSNSでの写真投稿を見ていて、見た目だけだったらどうしようと少し不安に思っていたのですが、杞憂に終わりました。見た目良し、味良し、サービス良しのお店なので記念日などにご利用されてはいかがでしょう?

レストラン エール

住所東京都中央区銀座5-7-10 EXIT MELSA 8階
電話番号03-6264-5900
営業時間(開館時間)【ランチ】12:00 – 15:00
【ディナー】18:00 – 22:00
定休日(休館日)エグジットメルサ休館日(年に4日)
ウェブサイトhttps://www.restaurant-air.com/