山梨県のご当地グルメと言えば「ほうとう」。富士山の名所、河口湖エリアにもほうとうのお店がたくさんあり、どのお店に行こうか悩んでしまいます。数あるほうとう屋の中に一際目を引く外観をしたお店があったので行ってきました。
今回私が訪れたのは、「ほうとう不動 東恋路店」です。中央自動車道の河口湖インターチェンジを降りて河口湖方面へ車へ走らせると、間も無く左手側に見える個性的な建物があるのですぐに分かります。
こちらは富士山にかかる雲をイメージした作品とのこと。確かにふわふわとした雲が浮かんでいるように見えます。
この建物は、建築家・保坂猛さんによって設計されたもの。ドイツの「contruct world award New Generation」をはじめ、数々の受賞をした建築なんです。
暖簾をくぐって建物の中に入ってみると、洞窟のように大きな空洞がある空間になっています。
約300席もある店内にはカウンター、テーブル、円形テーブルと様々なタイプの席が準備されており、個人客から団体まで受け入れる準備が整っています。
11時30分頃(11時オープン)に伺ったのですが、平日なのにたくさんの人で賑わっていました。車のナンバープレートを見る限り、観光客が多い気はしましたけど、地元の方もたくさんいらっしゃいました。
この建物、本当に不思議で、音が壁を反響しているため遠くの方で話している声があたかも隣のお客様の声のように聞こえてくるんです。なんだか糸電話で遠くの人と話をしているような感覚にも思えました。
それではメインのほうとうをいただきましょう。ほうとうは山梨県の郷土料理で、小麦粉で練られた太めの麺とかぼちゃなどの野菜を味噌ベースのスープで煮込んだ料理です。かつて山梨県では「ほうとうを打てないと嫁に出せない」という文化もあったのだとか。
建物が個性的で現代的かつキャッチーなので、それでお客様が来ているのかと言えば全く違います。お客様がこれだけ集まるのはやはり肝心のほうとうが美味しいからに他なりません。その自信の現れとも言える通り、メインメニューにあるのはほうとう1種類のみ!(サイドメニューはいくつかあります。)
熱々のほうとうが鉄鍋に入れられて登場!人生初のほうとうに期待が高まります。具は白菜、人参、かぼちゃ、玉ねぎ、なめこ、油揚げとたっぷりで栄養も満点!麺はモッチモチで満腹感がかなりあります。食べる前は、味噌の味が結構濃そうで、この量は厳しいかなと思っていたのですが、食べて見るととても優しい味で食が進みました。
私は11時30分頃に到着し、スムーズに注文をすることができましたが、12時過ぎると混雑してきた印象を受けました。なので、ほうとう不動 東恋路店でランチを召し上がりたい場合は早めに行くことをオススメします!支払いも確か現金だけだったはずなので、現金の準備をお忘れなく!
そうそう、ほうとう不動オリジナルグッズも販売していましたよ〜。
ほうとう不動 東恋路店
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町船津東恋路2458 |
電話番号 | 0555-72-8511 |
営業時間 | 11:00-20:00 ※ 平日16時以降に来店の場合は、店舗に電話連絡して開店確認が必要 |
席数 | 300席 |
ウェブサイト | http://www.houtou-fudou.jp/index.html |