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【三鷹】三鷹の森ジブリ美術館 – ジブリを知らなくても楽しめるファンタジーの世界

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スタジオジブリと言えば日本を代表するアニメーション制作会社ですよね。地上波テレビでは何年にも渡って過去作品が繰り返し放送されるなど、世代や時代を超えて幅広い人気を誇っています。作品はじっくり見たことないという方もトトロなどの有名キャラクターを知っていたり、主題歌を歌えたりする方が多いと思います。

このように日本人には記憶によく根付いたジブリ作品は、海外でも人気があります。日本とアメリカを除く国々ではNetflixでジブリ作品を視聴することができるんですよ、羨ましい!今回はそんな海外からの観光客にも人気のある「三鷹の森ジブリ美術館」へ行ってきました!

アクセス

「三鷹の森ジブリ美術館」の最寄り駅はJR三鷹駅。三鷹駅まではJR新宿駅から中央線の快速で約20分で到着します。

三鷹駅から美術館までは南口から歩いて約15分です。玉川上水沿いに歩くのですが、道中には所々に案内標識が立っているので迷わずにいけると思います。お天気の良い日はお散歩がてら歩いて行ってもいいですね♪

三鷹駅南口からコミュニティバスも運行しており、そちらを利用すれば約5分で美術館まで到着します。スタジオジブリがデザインしたバスもあるそうなので、乗れればラッキー!

三鷹の森ジブリ美術館の見どころ

トトロがお出迎え

ジブリ美術館の入り口に着くと、トトロが「きっぷ売り場」でお出迎えしてくれていました。早速のトトロの登場に記念撮影をしている人もちらほら。トトロの下にはマックロクロスケ!かわいい!

トトロの横に立て札があった通り、実は「ほんものの受付」はもう少し先のところにあるので、もう少しだけ歩きましょう。入口の前で係員の方が待っているので、チケットを確認してもらいいざ入館!

素敵な入場券

入館すると再度スタッフに入館チケットを見せます。そうすると、3コマの35ミリフィルムがついたチケットと交換してもらえます。このチケットは建物内のミニシアター「土星座」で短編アニメーションを鑑賞する際に必要なので失くさないようにしてくださいね(鑑賞は一人一回まで)。

光にかざすとフィルムの絵がよく見えます。今回もらったのは「ハウルの動く城」のカルシファーと、おそらく「ゲド戦記」の一コマ(見ていないので分からない)。

こちらのフィルムチケット、実際に映画館で使用されたフィルムを使用しているとのことで、同じものは2つとないそうです!どの映画のどのシーンが当たるかちょっとした運試しみたいですね。

さあ、フィルムチケットをもらったら美術館内を散策です。館内の撮影はNGのため、実際にお見せできないのが残念ですが、建物の中はまさにジブリ映画に迷い込んだような世界観!一人しか通れない細い螺旋階段、レトロなエレベーター、渡り廊下、半端な場所にある小窓などなど、まるで迷路のようで歩いているだけでも楽しい!お子さんもたくさん来館していたのですが、みんな歩き回るのが楽しくて仕方ない様子。

子供の夢 ふわふわのネコバス

館内の大まかなフロアマップはこんな感じ。

B1F:ズートロープ展示、ミニシアター「土星座」、インフォメーション
1F :企画展示室、常設展示室「映画の生まれる場所」
2F :図書閲覧室「トライホークス」、ミュージアムショップ「マンユート」、ネコバス

2階のお部屋で待っているのが「となりのトトロ」でお馴染みのネコバス。小学生以下限定ですが、ネコバスに実際に乗ることが出来るのです!うちの娘もネコバスの中に座ってみたり、サツキとメイの様にネコバスのお顔にぎゅーっとしてみたり、ネコバスの屋根の上に登ってみたり・・・と全力で楽しんでいました。ネコバスに乗るなんて、子供の夢ですよね!ネコバスのお部屋にはたくさんのマックロクロスケも居るので、小さなお子様はマックロクロスケを持ったり、転がしたりしてましたよ〜。

屋上庭園

ネコバスのお部屋のすぐ側に屋上へと続く螺旋階段があるのですが、屋上で待っていてくれるのはこの人。

「天空の城ラピュタ」に出てくるロボット兵。約5メートルの姿は迫力がありますが、映画を見た方ならご存知の通り、こちらのロボット兵はとても優しい心を持っているのです。その優しい心でこの美術館を守ってくれているのだとか。

後ろ姿もかっこいい・・・

屋上には他にもラピュタの伝説の黒い石も!

名場面のステンドグラス

館内の扉にはお馴染みの作品の素敵なステンドグラスがあるんですよ。職人手作りの鮮やかなステンドグラスはお馴染みのジブリキャラクターが描かれているのもあり、ここでしか見られない作品となっています。

手漕ぎポンプの井戸と薪置き場

美術館とカフェの間にあるのが鮮やかな壁に囲まれた中庭。そこには「となりのトトロ」でサツキがお水を汲んでいたのに似た手漕ぎポンプの井戸と、薪置き場がありました。

一生懸命ポンプを漕いでみると実際に水が出てきました!

薪置き場は私の中でなんとなく「魔女の宅急便」のイメージ。この薪は冬になると実際にカフェの薪ストーブで使用されているのだとか。

カフェでひと息

見どころがたくさんのジブリ美術館。疲れたらカフェ「麦わらぼうし」で一休み。サンドイッチやポテト、スープなどの温かい食べ物や、オムレットやパウンドケーキなどのスイーツが楽しめます。

いかがでしたか?ジブリファンならあらゆるポイントで過去のジブリ作品の片鱗を感じて楽しくなる夢のような美術館なのですが、少しだけジブリを知っている方やジブリ作品をご存知ない方でもこの場所にいるだけで特別な雰囲気を感じファンタジーの世界を楽しめる空間でした。気になる方は是非訪れて見てください!

三鷹の森ジブリ美術館

住所東京都三鷹市下連雀1-1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
電話番号0570-055-777
開館時間10:00 – 17:30
入場時間①10時、②11時、③12時、④13時、⑤14時、⑥15時
※ 日時指定の予約制
休館日休館カレンダーをご確認ください
入館料【大人】1,000円
【高校・中学生】700円
【小学生】400円
【幼児(4歳以上)】100円
チケットローチケWEBサイトにて販売(電子チケットのみの販売)
ウェブサイトhttps://www.ghibli-museum.jp/