【軽井沢】軽井沢浅間ゴルフコース – 雄大な浅間山を望むツーサムプレー専用コース

【軽井沢】軽井沢浅間ゴルフコース – 雄大な浅間山を望むツーサムプレー専用コース

日本で最も人気の高い高原リゾート地である軽井沢には多くのゴルフコースがあり、特に夏場はゴルフのメッカとなり首都圏などから多くのゴルファーが集まります。その中でも前回ご紹介した「軽井沢ゴルフ倶楽部」は日本有数の伝統を誇る会員制リゾートゴルフコースで、簡単にはプレーできないエクスクルーシブなコースでした。一方、今回ご紹介する「浅間プリンスホテルゴルフコース」は同じ軽井沢にあって誰でもプレーできるパブリックコースです。しかし特徴的なのはリゾート地の軽井沢ならではの、日本では珍しいツーサム専用コースと言うところでしょう。

日本のゴルフコースは4人1組でプレーする事が一般的で、夫婦やカップル等が二人だけで気兼ねなくプレーできるコースは意外と少ないです。従いゴルフをするには4人メンバーを揃えるか、2人で行っても見ず知らず人と一緒に廻るという事になります。しかし、このコースではツーサムでのラウンドが原則なのでそのような懸念がなく、二人乗り乗用カードで気楽にラウンドする事ができるのです。また18ホールスループレーですが、カートはコース内に乗り入れ可能なのでスムーズに疲労感なくプレーができます。

また標高が1,000m近いので夏でも涼しく、カラマツや樅ノ木でセパレートされ、雄大な浅間山を望むことができる美しい高原リゾートコースです。全長は5,706ヤード、パー70と短めでフェアウェーも広々としていますが、高原らしいアップダウンや周囲の山々を映す大きな池などが巧みに配置されたコースレイアウトで十分ゴルフの醍醐味を味わうことができます。何と言っても皆が二人で廻るので、スコアなどを気にせず存分にゴルフを楽しみながらゆったりとラウンドできる雰囲気が素晴らしいです。

それでは各ホールを見て行きましょう。

1番ホール(361ヤード、パー4)スタートホールはホテル前のティーイングエリアから眼下右手にある池に向かって豪快に打ち下ろしていきます。グリーンは池の左側にあるので、第二打でグリーンを狙う際には池と左の林の間を通すショットが必要です。

2番ホール(453ヤード、パー5)は距離の短いロングホールで2オンも可能ですが、第2打地点右手に池があるので注意が必要です。

3番ホール(493ヤード、パー5)も続いてのロングホールでティーイングエリア左右に高い木、正面に池があるのでティーショットはプレッシャーを感じるホールで、ハンディキャップは1番です。

4番ホール(156ヤード、パー3)ティーイングエリアとグリーンの間に巨大な池がある名物ホールです。しかもグリーンの周囲には大きなバンカーが3つあり、池の上を吹き抜ける風の影響も大きいのでクラブ選択に悩むホールです。

5番ホール(360ヤード、パー4)はティーイングエリアの右前に池があり注意が必要です。フェアウェーは真っすぐでやや打ち上げのホールですが、グリーンに向かってフェアウェーが絞られていくので第2打も正確なショットが求められます。

6番ホール(145ヤード、パー3)はやや打ち下ろしのショートホールで、ティーイングエリアからグリーンまで池が続きます。グリーン奥にはバンカーがあるので正確な距離感が必要です。

7番ホール(337ヤード、パー4)は比較的距離の短いミドルホールで、フェアウェー右手は大きな木が生えた斜面が続くので左側から攻めればパーを取りやすいホールです。

8番ホール(401ヤード、パー4)今度は距離が長いミドルホールで、しかも左右の林はOBでフェアウェーが比較的狭いので慎重に各ショットを打つ必要があります。

9番ホール(311ヤード、パー4)は距離は長くないですがやや右にドックレックしているのでコース左側から狙う必要があり、グリーンは縦長で2段になっているのでアプローチショットの落としどころがスコアメイクの鍵になります。

10番ホール(334ヤード、パー4)フェアウェーは広く真っすぐで、ハザードもなくパーの取りやすいサービスホールです。

12番ホール(143ヤード、パー3)谷越えのショートホール、左右から木々が迫り、特にグリーン左手前に立つ高い木とバンカーが視覚的に難しくしています。

13番ホール(325ヤード、パー4)距離の短い打ち上げのミドルホール。ティーイングエリアの前の左右に木々が茂って狙いを狭くし、正面のフェアウェーは急傾斜でグリーンは見えずティーショットを打つ際にはプレッシャーを感じます。

14番ホール(141ヤード、パー3)またもや谷越えのショートホールで、右は木が茂り、左は谷が続き、正面にはバンカーもあるので正確にグリーンを捉える必要があります。

15番ホール(323ヤード、パー4)は打ち下ろしで左ドックレックのミドルホール。ティーイングエリアの前は谷がありプレッシャーを感じます。またティーショットが飛び過ぎると右に突き抜けるのでティーショットを打つクラブの選択には注意が必要です。

16番ホール(332ヤード、パー4)は右ドックレックのミドルホール、ティーショットをコース左側に置かないと二打目でグリーンが狙えないですが、左側手前は木が茂った斜面が続くのでティーショットの方向性と飛距離には注意が必要です。

17番ホール(372ヤード、パー4)真っすぐで広々としたフェアウェーがグリーンまで続くミドルホール。フェアウェー右手にクロスバンカーと立ち木があるので左側からグリーンを狙いたいホールです。

18番ホール(287ヤード、パー4)ホテルに向かって登っていくミドルホールです。距離は短いのでパーを取って気持ち良くホールアウトしたいですね。

その名の通りコースは「浅間プリンスホテル」に隣接しているので、ホテルのフロントでゴルフプレーもチェックインでき、ホテルロビーから直接カートに乗ってコースに出られます。ホールアウト後もそのまま直ぐにホテルのロビーに入る事ができ、ホテルのレストランで食事をしたり、宿泊中なら部屋に直行する事もできます。

ホテルは2019年に全面改装され、高さ8mの大きなガラス張りの開放的な絶景ダイニング「Bloom」や、全ての部屋にあるバルコニーからゴルフコースや浅間山を望めます。またホテルのロビー横からモノレールに乗って行くお洒落で眺めの良い温泉棟「Breeze in Plateau(高原の風)」は、宿泊中は勿論、プレー後も利用できます。

なめらかな泉質の露天温泉やミストサウナを楽しんだあと、広々としたウッディーな造りのラウンジで景色を楽しみながらのんびり過ごす事もできます。

上信越自動車道の碓井軽井沢ICから6Kmと軽井沢中心部に向かう途中にあり、ICから最も近くアクセスの良いゴルフコースです。ホテルに滞在して時間を気にせずラウンドするもよしですが、スループレーなので東京からラウンド当日に来ても遅めのスタート時間で廻る事ができます。ラウンド後に帰京する場合もICまで近いので、もし渋滞しても影響される距離が短くて気が楽です。

軽井沢の秋の紅葉シーズンには二人で仲良くゆったりとゴルフをし、温泉や美食を楽しんで下さい。

軽井沢浅間ゴルフコース

住所 長野県北佐久郡軽井沢町発地 南軽井沢

TEL 0267-48-0001

ウェブサイト https://www.princehotels.co.jp/golf/asama/